胴長短足がとても愛らしい
ミニチュアダックスフンド
狩猟犬ですから、小さな体ながら筋肉も発達し、鋭敏です。
ケアしてあげたいポイントは、ミニチュアダックス特有の愛らしい長い胴体を支える関節の健康維持です。また、太りやすい傾向にあると言われている犬種ですので、理想体重の維持にも配慮してあげましょう。
ラインアップ:1.7kg、4kg
負担がかかりやすい関節の健康維持
グルコサミン・コンドロイチンと、EPA などの
オメガ-3脂肪酸を含む緑イ貝粉末配合。
理想体重の維持をサポート
食物繊維源であるシュガービートパルプを配合して、満腹感を保ち、体重管理に配慮。
美しい毛づやの健康の維持
リノール酸を豊富に含むひまわり油とビタミンB群、亜鉛を適切にブレンドし配合。毛づやの健康をサポート。
腸内環境の健康を維持
ビートパルプとイヌリン(水溶性食物繊維)を適切にブレンドし配合。腸内環境の健康をサポートし健康的な便に。
健康を保ち免疫力維持
ビタミンC、ビタミンE、タウリン、β-カロテン・リコピンの豊富なトマトパウダー、ルテイン豊富なマリーゴールドなどの抗酸化成分の適切なバランスによる配合で健康を保ち、免疫力維持をサポート。
健康的な皮膚の維持
パントテン酸、ナイアシン、コリン、ヒスチジンを豊富に含む良質なチキンの適切な配合でセラミドの形成をサポートし、健康的な皮膚の維持。
お口の健康維持
8の字型の粒。噛むことで歯垢・歯石の蓄積を防ぐ。
ブリーダーアドバイス
”しつけ”は犬を理解することから
犬に一方的な命令をしていませんか?
それは大間違い!人間と犬の間に愛情と信頼関係があってこそ”しつけ”は成り立つもの。まずは犬の気持ちを理解する姿勢が大切です。
ダックスフンドはダッケルまたはテッケルとも呼ばれ、中世の時代から知られてきました。「Bracken(狩猟)」の時代から、とくに狩りに適した犬が次々と生み出され、ダックスフンドもそれらの中で進化していったものと考えられています。 “穴グマの狩猟犬”という名前の意味のとおり、小動物の巣穴に潜り込んで中から獲物を追い出したり、傷ついた獲物の捜索や追跡などにすぐれた力を発揮します。その後、スタンダードなタイプからさらに小型サイズのダックスフンドへと改良が加えられ、 ミニチュアダックスフンドが誕生しました。
犬と人間の歴史を振り返ってみると、石器時代に狼を「警戒用の番犬」として餌付けしたことに始まると考えられています。狼には集団で狩りをする習性があり、リーダーと、その指示に従って働く立場とに役割が明確に分かれていました。 この習性は、狼から家庭で飼われる犬へと改良、進化を重ねてきた現在でも変わることはありません。つまり、犬にとっては家の中でも頼れるリーダーに従い、仲間(家族)とのコミュニケーションのとれる暮らしこそ、安らかで充実した毎日を送れる環境なのです。
ミニチュアダックスフンドは基本的に明るくて聡明、そして犬種の歴史が物語るように勇敢で探求心があり、自分なりに状況を判断する力もすぐれています。
また、毛のタイプによって少しずつ性格に差があり、ロング・ヘアードは温厚タイプ、スムース・ヘアードはちょっと神経質。ワイアー・ヘアードは他に比べると激しい一面を持っています。
ブリーダーアドバイス
”しつけ”は犬を理解することから
愛犬をしつけるときに勘違いをする人もいるのですが、“しつけ”は飼い主さんの一方的な命令を犬に理解させようとするものではありません。“しつけ”は、 人間と犬の間に愛情と信頼関係があってこそ成り立つもの。そのためには、まず飼い主さんのほうから犬の気持ちを理解しようとする姿勢が大切です。 犬の行動にはきちんと意味があります。それを理解したうえで、「してほしい」「してほしくない」の意思をはっきりと、しかもすばやく示しましょう。また、 アメとムチは上手に使い分けることです。 叱ったあとは愛犬をやさしく抱き締めてあげてください。叱った手は、愛してくれる手。犬がそれを理解したとき、両者の絆はさらに深まるでしょう。
愛犬にはつい甘くなって、おやつを与えすぎてしまっていませんか? スタンダード(犬種標準)を目安に、愛犬の状態をチェックしてください。肥満は身体の負担になるものです。 日頃から体型の変化に注意しておきましょう。
目 | 大きさは中くらいで卵型をしている 両方の目の間隔が離れている |
---|---|
鼻 | 十分に発達している |
スカル (頭蓋) | 平らで、わずかにアーチ下鼻梁に 自然に溶け込んでいる |
口 | ぴったりと張っていて、下顎を十分に覆っている |
耳 | 高い位置にあり、耳たぶが長く垂れ下がっている |
胸 | 肋骨がよく発達している |
前脚 | 短く、地面からの距離は肩の高さの3分の1程度 |
後脚 | 筋骨たくましく、前脚と正しく釣り合いがとれている |
しっぽ | ほどよい高さ トップラインの延長線上にある |
アドバイスをいただきました
●大野 由美子さん(トップブリーダー/千葉在住)
1976年より、猟犬の特徴を受け継ぐ健全なミニチュアダックスフンドにこだわりながらブリーディングを続けている。JKC50周年記念繁殖功労賞、2007-2013年連続ブリーディングアワードを受賞。ぺディグリーアワード15回受賞。
獣医師アドバイス
ワンちゃんの健康な状態をチェックしておきましょう
普段から体重や、体温、心拍数、呼吸数を計っておき、異常値が出ていないかチェック。平均体重や体温はあくまで目安、神経質にはならないことです。
犬は我慢強いうえに、人間のように痛みや苦しさを言葉で訴えることができません。ミニチュアダックスフンドは丈夫で病気の少ない犬種ですが、食欲が旺盛なので肥満には注意しましょう。 また、垂れ耳ゆえ、耳の病気にかかりやすいのも特徴です。このような異常にすばやく気づくためには、普段から愛犬とのコミュニケーションをしっかりと図り、体温や便の状態をはじめ、体重、脈拍、呼吸数などもチェックしておくとよいでしょう。
症状に思い当たる場合は、様子を見て病院へ。
腰がふらつく・脚を引きずる・背中に触ると痛がる
脊髄にある椎間板が何らかの衝撃で破壊されることで神経を圧迫し、痛みや麻痺を引き起こします。症状はヘルニアが起こった部位によって異なります。歩き方がおかしかったり、首や背中に触られるのを異常に嫌がるようならすぐ病院へ。普段から椎間板に負担をかけないように、階段の昇り降りや高いところからの飛び降りはさせないように配慮して、同様に肥満も背骨の負担になるように気をつけましょう。
耳をかく・頭や耳を振る・耳アカが多い
細菌や真菌の感染やアレルギーなどが原因で起こる病気。耳の中がベタベタし、かゆみが起きたり、汚れがひどくなったりします。予防法は耳の中を清潔にしておくこと。原因が植物アレルギーの場合には、低アレルギー性のタンパク質を使用した食事などを選びたいものです。
頻繁にトイレに行く、血尿が出る
腎臓や膀胱、尿道に結石ができる病気で、わずかな量の排尿の繰り返しや、頻繁にトイレに行っても尿が出ないといった行動や症状に現れます。発情期のメスを除いて、トイレの尿に血が混じっていたら尿石症の可能性があります。
食欲が無い・脱毛・疲れやすい
文字通り甲状腺の機能が低下して血液中のホルモン量が減り、元気がなく動きが鈍くなります。また、毛のツヤがなくなり脱毛するといった症状も起きてきます。あまり動きたがらない、家で寝てばかりいるなど、行動の変化には気をつけましょう。
床に後脚の一方をつけずに歩く、ケンケンのような歩き方
後脚の“膝蓋骨”と呼ばれる膝のお皿を支える腱膜のゆるみや膝蓋骨のおさまる溝が浅いために脱臼を起こしやすく、歩行困難を起こします。たとえ低いところからでもなるべく飛び降りさせないようにしましょう。
水をガブ飲み・多量のオシッコ
人間の生活習慣病としてもよく知られる病気です。犬の糖尿病は、ほとんどの場合インスリンの分泌が低下したために起こります。症状が進むと、元気がなくなり、しだいに痩せてきて、白内障などの合併症を起こすこともあります。多飲・多尿・多食などの症状が見られるときは要注意。肥満から糖尿病になる可能性もあるので食べ過ぎには注意しましょう。
暗い場所で物にぶつかる
症状が進行すると失明に至るという遺伝性の疾患ですが、遺伝しても発病するとは限りません。暗くなると動くのを嫌がったり、物にぶつかるといった行動が見られる場合には、この病気の可能性もあります。
獣医師アドバイス
ワンちゃんの健康な状態をチェックしておきましょう
普段の体重や、体温、心拍数、呼吸数を、日頃から計っておきましょう。体調が悪い時には、これらのどれかが、異常を示すことがままあります。食欲、尿の量、便の固さなどのチェックもかかさず行うようにしましょう。体重や平均体温などは、あくまでも目安です。数値が当てはまらないからといって神経質になりすぎないように。
筋肉を鍛えれば、腰や背骨のトラブルが防げます。
胴の長いミニチュアダックスフンドのような犬種は、腰や背骨の病気にどうしてもなりやすいといえます。病気にならないようにするには、適度な運動と肥満に ならないように食事やおやつの量を調整することが必要です。もともと猟犬だったので、運動量は多めに必要です。早足で散歩したり、広い場所で思いきり走らせたりしましょう。ただし、階段を一気に駆け下ったり、ソファなどから飛び落りたりすることは腰に急激に負担がかかるので、避けなければなりません。肥満 にならないためには、運動量に応じて食事量を調整するようにしましょう。
飼い主さんの感覚を大切に
ミニチュアダックスフンドは、肥満に気をつけたい犬種です。肥満は、腰や脚、心臓への負担を大きくし、糖尿病をはじめ様々な臓器の疾患と結びつきやすくなります。肥満は毎日の食生活や運動の管理次第で防げるものです。愛犬がいつまでも健康で元気な日々を送れるよう、しっかりとした健康管理を心がけてあげましょう。
愛犬にはつい甘くなって、おやつを与えすぎてしまっていませんか? スタンダード(犬種標準)を目安に、愛犬の状態をチェックしてください。肥満は身体の負担になるものです。 日頃から体型の変化に注意しておきましょう。
体型チェック
愛犬を上から見たときの形で、太りすぎかどうかがわかります。
太りすぎ
肩幅から腰幅へのラインが、楕円のような状態。腰のくびれがなく、身体に触れても肋骨や背骨が感じられない。
標準
肩幅から腰幅へのラインが腰の部分でくびれているのが見た目でわかる。肋骨の位置をさわると脂肪の下に骨を感じる。
やせすぎ
腰がひどくくびれている。肋骨も背骨も浮いて、見ているだけで位置がわかる。
●カロリーを落とす工夫を
食事の回数を減らしたり、1回の食事の量を減らしたりなど、摂取カロリーを落とす工夫が必要です。
●きちんと運動すれば太らない
まずは現在の運動量を確認してみましょう。運動不足ならば、定期的な運動をきちんと行うことで効果が上がるでしょう。ただし急激な運動は脚や腰を痛めることもあり、逆効果です。水泳は身体に体重の負荷がかからないのでオススメです。
●ゆっくり続けるのが成功のコツ
急激にダイエットをすると、毛のツヤが悪くなったり、栄養的にも身体に支障をきたすことがあります。焦らずにゆっくり続けるようにしましょう。
【注意】
同じ犬種でも、体型はさまざまです。標準体重を超えているからといって一概に太りすぎとはかぎりません。あくまでも愛犬の様子と骨格、脂肪のつき方で判断してあげてください。よくわからない場合は、病院で相談してみるのもよいでしょう。
ブリーダーアドバイス
必要な栄養を備えたドックフードを
骨の健康にも配慮しながら栄養バランスのとれたドッグフードがオススメ。いつでも手に入りやすいものがベスト。食事の量や内容が適当かどうかは便の状態でチェックして。
気をつけたいのは太りすぎ。食事やおやつを与えすぎないように注意しましょう。
食事は毎日決まった時間、決まった場所で、必要な量だけを与えましょう。
食事の量
ドッグフード記載の給与量を目安に、愛犬の運動量などを考慮して量を加減しましょう。原則は腹八分目。与えた量を犬が一気にたいらげ、もう少し食べたそうな様子を見せるくらいが適量です。
ポイント
一定の時間が過ぎたら、たとえ食べ残しがあっても器は片づけましょう。また、食欲が落ちたと神経質になる人もいますが、ワガママで食べないのなら、根比べだと思って毅然とした態度で対応を。
タイミング
成犬ならば1日2~3回、朝晩が目安です。
ブリーダーアドバイス
必要な栄養を備えたドッグフードを。
ミニチュアダックスフンドは活動犬ですから、動物タンパクや脂肪、炭水化物をきちんととることが大切です。また、身体は小さくても骨量は多いので、骨の健康にも配慮した食事を選びたいですね。食事の量や内容が適当かどうかは便の状態でチェックします。ツヤ、弾力があり、取り上げたときに下に少し跡が残るくらいの軟らかさが目安。また、食事には栄養バランスのとれたドッグフードをベースに利用することをオススメします。たとえば、飼い主さんが何かの都合で食事の世話ができず、やむをえず人に頼むようなこともありますから、そういう場合に犬が困らないためにも、食事はどこでも、いつでも、誰にでも手に入るものに慣れさせておくほうがよいでしょう。
ドッグフード購入の際には、パッケージに「総合栄養食」の表示があるものを。また最近は犬のアレルギー性皮膚炎も増えています。原料や賞味期限のチェックも忘れずに。
ミニチュアダックスフンドは長い胴を短い脚で支えているために、脚、腰の骨や関節に大きな負担がかかっています。骨格や関節をサポートするような成分が含まれた食事を選ぶことも、身体を内側から健康にするために役立つでしょう。
たまねぎ・ねぎ・ニンニクなど
下痢や嘔吐の原因に。さらに、貧血、黄疸のもとに。
タコ、イカ、きのこ類、ナッツ類
消化不良を起こしがち。
チョコレート
けいれんや嘔吐の原因に。
しつけや訓練のご褒美におやつとして与えるなら効果的ですが、あまり習慣化しないように気をつけましょう。与える場合は1日のカロリー摂取量を考慮しながら、“おいしいもの”というよりも“噛んだら気持ちのいいもの”を選ぶようにしましょう。
ブリーダーアドバイス
食べ遊びをさせないように。
犬は複数で生まれてきますから、そのときから兄弟との食べ物の取り合いが始まっています。新しい家に迎えられて競争相手がいなくなると、犬は取られないという安心感から食べることに集中せず、遊びながら食べるようになることがあります。 食事は時間を決めて、時間が過ぎたら器は片づけるように。目安はだいたい10分です。きちんとメリハリをつけることで、犬は食事に集中するようになります。
ブリーダーアドバイス
十分な散歩と運動で健康な体づくりを
飼い主さんが、散歩は”ストレス解消”、運動は“肥満防止”この違いを理解することから始めましょう。愛犬の調子を見ながら距離や時間を調整することが大事です。
ブラッシングは毛並みを美しく整えるだけでなく、ノミやダニ、ホコリなどを取り除き、皮膚の血行を促 します。外から汚れをつけてくる散歩の後などに、必ず行いましょう。特に、春~初夏、秋~冬にかけての換毛期は大量に毛が抜けるので、普段以上に念入りに ブラシをかけましょう。
美しい被毛と健康を保つため、夏場は2~3週間に1回、冬は3~4週間に1回を目安にシャンプーしましょう。体調のよいときを見計らい、手際よく短時間で仕上げます。洗いすぎは身体に必要な脂分まで落としてしまうので注意して、ロングやワイアーは、あらかじめ毛玉やもつれを手でときほぐし、全身をブラッシングしておくとシャンプーがしやすくなります。シャンプー剤が皮膚に残ってしまうと、皮膚病の原因になることも。股下やワキの下なども十分にすすぎましょう。ドライヤーが終わったら、コットンなどを使って耳に入った水分まできちんと拭き取りましょう。
肛門の下には「肛門嚢」という袋があり、においの強い分泌物がたまります。そのままにしておくと炎症などを起こすことも。特にミニチュアダックスフンドのような小型犬はこの分泌物がたまりやすいので、シャンプーの前に絞り出してあげましょう。しっぽを持ち上げ、肛門の下左右を親指と人差し指で挟み、押し上げるように絞ります。絞りやすいように、あらかじめ肛門まわりの毛をカットしておきましょう。
愛犬の健康を維持するために、毎日のチェック&ケアはとても大切。きちんと続けることは病気の早期発見にもつながります。
目
ミニチュアダックスフンドの大きな目は異物が入りやすいため、毎日、触れ合いながら気遣ってあげましょう。目ヤニやホコリ、ゴミは、水を含ませたガーゼや脱脂綿で拭き取ります。薄めたホウ酸水や生理食塩水、犬用目薬でもOKです。
耳
ミニチュアダックスフンドは垂れ耳のため通気性が悪く、耳の中は蒸れて汚れやすい状態。掃除の目安は週に1回ですが、毎日のスキンシップのなかで臭いや汚れが気になったときが掃除のタイミングと考えたほうがよいでしょう。綿棒は使い方次第で耳アカを耳の奥に押し込んでしまうことがあるので、市販されている耳用の洗浄ローションで耳を洗い、浮いた汚れを脱脂綿で拭き取るほうが掃除しやすいでしょう。
歯
毎日犬用デンタルブラシで丁寧に磨くことで、歯垢の沈着や歯周病などを防ぐことができます。ガーゼを巻いた指で歯と歯茎をマッサージするとより効果的です。市販の歯によいオモチャなどを使ってもよいでしょう。歯垢が取れ、顎の発達も助けてくれます。
爪
爪は運動量によって減り方が違います。1週間~10日に1回の割合でチェックしましょう。爪の伸びすぎは歩行を妨げケガの原因になってしまいます。カットするときは、片手で足をしっかりと固定し、血管を切らないよう注意が必要。切りすぎて出血した場合はすぐに止血剤で傷口のお手入れを。血管がわかりにくい黒爪の場合は、先のほうから少しずつ芯の状態を確認しながら切り、やすりで仕上げます。自信がなければ病院やトリマーさんにお願いしましょう。
もともとが猟犬であるミニチュアダックスフンドには、散歩も運動も大切です。愛犬の状態を見ながら、上手に組み合わせて行うのが理想です。
散歩のコースや時間は決めてしまわないように。定刻の散歩が習慣になると、犬がその時間に催促して吠え出したり、通い慣れた道では率先して歩こうとしたりします。主導権はつねに飼い主がとるようにしておきましょう。
運動の量は、体格や年齢、環境、食事などによって違います。犬の様子を見ながら調整しましょう。
愛犬が好きな方向に進もうとリードを引っ張ったら、方向転換をしたり立ち止まるなどして、犬の思い通りにならないように。散歩中、路上にはさまざまな障害物があったり、人や自転車が急に飛び出てくることも。何かのハプニングで愛犬がケガをしないためにも、自分勝手な行動をとらないように“しつけ”はしっかりしておきましょう。
ブリーダーアドバイス
十分な散歩と運動で健康な体づくりを。
散歩と運動を混同している人が多いのですが、本来は根本的に違うものです。散歩は犬を気ままに歩かせてストレスを発散させたり、犬に社会性を持たせることを目的に出かけますが、運動は犬を自由にさせず、肥満防止や筋肉を鍛えるために行います。散歩と運動は、愛犬の調子を見ながら距離や時間を調整するとよいでしょう。目安としては、運動は1日1回、1~2kmくらいをトロット(速足)やギャロップ(馬が駆けるような走り方)などで走らせます。また散歩は、運動とは別に1日1回30分前後出かけるとよいでしょう。それぞれは別に行うほうが飼い主さんも犬も気分にメリハリがついてよいと思います。
原材料
チキンミール、とうもろこし、さとうもろこし、米、コーングルテン、鶏脂、チキンエキス、シュガービートパルプ、家禽類、ひまわり油、イヌリン、トマトパウダー、マリーゴールド、緑イ貝粉末、STPP (トリポリリン酸塩)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素、リン)、アミノ酸類(アルギニン、タウリン)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)
保証成分値
タンパク質: 24.0%以上、脂質: 14.0%以上、粗繊維: 5.0%以下、灰分: 10.5%以下、水分: 10.0%以下
その他の含有成分
カルシウム: 0.85%以上、リン: 0.75%以上
代謝エネルギー
100gあたりの代謝エネルギー: 365 kcal
総合栄養食
本品は、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食であることが証明されています。
AAFCO栄養基準
本品は、AAFCO(米国飼料検査官協会)規定の分析試験により、成犬の健康維持に適したバランスの良い総合栄養食であることが証明されています。
原産国
オーストラリア
給与方法
犬の体重 | 1日の食事量の目安 | カップ数の目安 (200ml) |
---|---|---|
3.0kg | 60g | 0.7カップ |
3.5kg | 70g | 0.8カップ |
4.0kg | 75g | 0.9カップ |
4.5kg | 85g | 0.9カップ |
5.0kg | 90g | 1.0カップ |
5.5kg | 95g | 1.1カップ |
6.0kg | 100g | 1.1カップ |
6.5kg | 110g | 1.2カップ |
7.0kg | 115g | 1.3カップ |